北米で特に影響力がある新聞「ニューヨークタイムズ」が、強姦被害を受けたと訴えていた日本人女性ジャーナリスト伊藤詩織さん(28歳)の特集を組み、大々的に報じていることが判明。伊藤詩織さんが訴えている相手、山口敬之さん(51歳)の写真も大々的に掲載し、大きな反響を呼んでいる。
She Broke Japan’s Silence on Rape
以前僕はこの事件を簡単にブログにしたのだが、文章力のない僕はそこまで上手く書けなかった、というか事件の概要を触れた程度だったのが今となっては恥ずかしい。
元TBSジャーナリストの山口敬之氏をレイプ容疑で告発した女性が会見
それでもどうしても記事（という駄文）を出したかった理由は、当時マスコミのどこもこの事件を上げなかったばかりか、ネットでの中傷、批判がすごかったからだ。
「民進党の安倍たたき」「売名」「ハニートラップ」「在日」
伊藤詩織さんは今となっては本名を出しているが、当然当時は本名を晒すのをためらわれて、「詩織」と名前だけ名乗っていた。
それが、「苗字を言えないのは在日だから、韓国名（もしくは中国名）だからだ」と言うのだ。
あまりのネットの中傷が酷かったのでブログにしたのだが
今ネットで「伊藤詩織」さんで検索すると、手のひらを返したように逆の反響が飛び交っていた。
ちょっと前まで「伊藤詩織」さんで検索したら「ハニートラップ」「在日」と酷い言われようだったのに今検索したらまったく逆の状態になってる。これもニューヨークタイムズに取り上げられたという事だけで。日本は未だにアメリカに怒られないと悪いことを悪いと認められない国なんだな。
— ヤーマ🌟 (@yama_2718) 2018年1月2日
伊藤詩織さんの著書の帯に「真実はここにある」とあるが、いや伊藤詩織さんは最初から真実を訴えてたよ？
昨晩の「相棒」の右京さんのセリフがよみがえる
この社会にはたくさんの不正が存在します。君が今回体験したように、この世に正義などないのではないかと感じる時もあるかもしれません。正義は人間の考えだしたもの、根の弱い人工の植物のようなものだからです。その存在を望み大切に育てる人がいなくなればたちまち枯れてしまう。不正に飲み込まれて力のない人間は押しつぶされていってしまう。
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