電子書籍より紙の書籍の方が記憶に残るというつぶやきを見つけて疑問に残ったので調べてみた。
えーと、電子書籍より紙の方が記憶に残ると研究で証明された…
こういうの皆さんどう受け止めますか?
私はこういう発言を見ると「なるほど研究で証明されたのか」という前に「どんな条件で何学でどういう結果が出たのか?」と思います。
研究とはそういうものでしょう。
とにかく日本人?新しいものに抵抗したがる人は、研究という言葉ですぐ信じちゃう傾向にある。
もっと疑問に思わなきゃ!
文字情報が紙に劣っている?だったら世にあふれている電子情報、インターネット、その他はどうなるの?そもそもなぜ?
そもそもなぜ?
という事で調べてみたものの、
ノルウェイのスタヴァンゲル大学の研究者、アン・マンゲン(Anne Mangen)氏の新しい研究
と書いてますが、これ、研究者?何学のどんな研究をしてる人なの?と調べましたがどこにも書いてません。
色々調べると准教授だと…まあ教授でも准教授でもいいんですが。
まあ、これだけで信じられませんよね
こんな記事も見つけましたが、どうやら「紙媒体でレイアウトした文書を電子書籍で読むと読みにくくなる可能性」や「手でページをめくった時に得られる情報があるかもしれない可能性」など、それって決定的な話なの?という疑問だらけでした。
つまり、普段紙の書籍に慣れている人が電子書籍で読むと読みにくい
それだけの話で、普段から電子書籍を読んでいる人なら結果が変わると思うんですよね。
(はい論破)
シャープのマイナスイオンだとか、どこぞの大学教授のゲーム脳だとか、どんだけえせ科学が蔓延してるんだ世の中は…
皆さん、何よりも、研究とは、学問とはどう受け取るものなのか、そこから考えた方がいいと思いますね。
僕は偉大なる物理学者、リチャードファインマン氏のこの本を読むことをお勧めします。
情報を得た時に何も考えずに受け止める人と、疑問から入る人では得られる情報は変わってくると思うんです。