株価ってなんで上がるんでしょうね。

ちょっと余裕が出てくるとこんなことも考えてしまいます。

236円を237円にするのって、すごい大変です。236円で売りに出している株を全部買わないといけないんですから。

236円の株を持っていて、237円になったら株価が上がってうれしいです。

でも、上げる側の心理がよくわからない。

株の歩値を見てると思うのですが、結局株を上げてるのって大口の買占めなんですよね。小口の買いが集まって壁を壊すのを見たことがありません。

だいたい、237円で沢山売りに出してる人がいる。じーっと見てるとガガガガガと売ってる株が全部買い占められる。あっという間に値が上がり、余った買いが売りに回される。

ジーっと見てると、そこで小口がわーっと集まって、溜まってた237円を我先にと売り出す。それを買う人がいる。調子に乗って238円に手を出す人がいる。あっという間に戻される。

そんな攻防が続いてても、結局誰もが待ってるんですよね。

一気に買い上げる人の存在を。

株って究極的な他力本願。

以前僕は、「株価って上がるときは徐々にしか上がらないのに、下がるときは一瞬なんだよな。なぜだろう」と何度も言ってましたが、わかった気がします。

「株が下がった、損害が増えないうちに売れー」と言われるとみんな売るけど「株が上がった、買えー」という人はあまりいないんですよね。

やっぱり全体的に買い派と空売り派だと買い派の方が圧倒的に多いんじゃないのかな、
だからこそ僕は空売り名人を目指しているんですが。ここんとこ景気がいいのでどうしても長期に考えると買いになってしまう。