会社に復帰して、バリバリ仕事してる夢を見ました。
昔、僕はヒーローでした。
社内SEとして、事務職の人たちに、今まで手作業で仕事してた仕事を次々自動化して、皆に喜ばれて。
例えば、組織改定。
会社から言われる組織改定、どこの部署の下がどこの部署、どこの部の下が何のチーム。
上層部が好き勝手つなげる組織図でも、それをそれぞれの部署の事務職が、自分達の部署用のExcelや部内のシステムに反映するのに、みんな手作業でやってました。
それを僕が自動でバーって表にしたり、データにしたり
そういうシステムやスクリプトを作るのが得意だったし
「ヤーマさんありがとう」と言われるのがとても嬉しかった。
楽しかった。
どこの部署に行っても「ヤーマさん」「ヤーマさん」
こんなの上司に言われたとか、こんなことしなきゃいけないとか
色々悩みを言われてはヒーローのように自動化システムやスクリプトをプレゼントしてた。
ある日、上司が変わって、今までそういうことを積極に支援してた上司から、野望いっぱいの上司になって、
「君のやってる仕事は会社の利益にまったくならない」
「社外システム担当になれ」
と言われて、あれよあれよという間に無理やり配置替えにされ
困ってる事務職の人達は皆、放置され
僕は僕で
「ヤーマはこれから会社の為になる仕事をする」
「ヤーマは社外システムを作るプロフェッショナルだ」
まあまあ、今までも生き甲斐を否定される噂をあちこちでその上司に流され
追い詰められ、なんやかんやで精神をむしばまれ、どんどんどんどん病気になっていって
気づいたらうつ病になってしまって。
事務職の人達からいつも「ヤーマさん、あれ作ってほしかったのに」「今度の社内SEは何もしてくれない」という声も届いてきてたし、実際、社内SEを軽視してた上司は何の経験も知識もない部員を社内SEに立てて、「なんか依頼されても断れ」みたいな指示出してたし。
あ、また愚痴っぽくなった。
そう、とにかく僕が会社で輝いてたときはヒーローだったのね。
終わった人生はもう戻らないので、あの頃に戻りたいとか、思っても仕方ないけど。
あー、あのときは僕はほんとヒーローだったな
上司の為に仕事するより、事務職の人達のために仕事する方が好きだったな
そんな事を思い出してしまいました。
以前も書いたことがあるけど
僕はやりたいことはだいたいやったし。
後は、なんとか生きていくことかなあ。