今更 探偵はBARにいる を見ました。面白かった。

大泉洋の魅力と言えば、とにかく小気味のいいトークと、弄られてはブチ切れるキャラと、先輩だろうが業界の年上だろうが美女の女優だろうが社長だろうが「お前なぁ」と突っ込む威勢のよさ。

威勢のいい突っ込みといえば関西人のイメージだけど、大泉洋は標準語でこのキャラで許される所が好き。

もちろん北海道人なんだけど、北海道の人ってあんまり方言がないんだよね。なんでだろ?僕が北海道に旅行したときも商店街の人は普通に標準語喋ってた。

大泉洋はツッコミも上手いけどボケも最高で、「探偵はBARにいる2」の舞台挨拶では「予算がなくて予算の半分は私が払いました」「エンディングは3種類用意しているので3回は見てください」と爆笑ボケをかましてた。

とにかく、不思議なキャラクターで「実はマジ切れしてるんじゃないの?」と思うほど力の入ったトークを繰り出すのだけど、全部ジョークになっている。

任天堂DSのレイトン役で出たときはクイズゲームなのに「ストーリー追うのにクイズが邪魔!」とかとんでもないことを言い出したり。

これだけ色んなエピソードがあるタレントなんだけど、お笑い芸人ではなく「役者」だというのが可笑しい。元々は舞台俳優らしいね。というか今でも俳優か。

あれだけ水曜どうでしょうでサイコロの旅をしたり深夜バスに延々乗ったりヨーロッパ旅行したりして道中で色んな芸やモノマネをしてて、役者ってのもおかしいが。

で、そんな大泉洋の映画、「探偵はBARにいる」。人気なので気にはなってたけど、原作のある作品で、大泉洋らしさがなかったら嫌だなと思ってたんだけど。

これがね。大泉洋、そのままのキャラで良かった。小気味のいいトーク、いつもの切れキャラ。しかもアクションまでこなして、大泉洋の魅力がしっかり出てた。「大泉洋はBARにいる!」って感じ。安心した。2も見るね絶対。

今までは水曜どうでしょうの再放送というバラエティの大泉洋ファンだったけど、役者としての大泉洋のファンにもなった。

2ではこれまたキャラの濃い、美女なのに威勢のいい尾野真千子も出てくるらしい。期待。

 

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