桃太郎電鉄の製作者 さくまあきら氏からの衝撃なツイートが話題になってます。
コナミから何の連絡もない。こんな調子でずっとほったらかされた。ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します。すべてコナミの石川が握り潰しました。
— さくま あきら (@isetta_23) 2015, 6月 2
いったいなにがあったのか。もともとソーシャルゲーム以外は切り捨てていくというコナミの暴挙は最近ひどく、コジプロが消えて小島秀夫氏が副社長の席から忽然と消えたことも記憶に新しい。これに対してもコナミはなんの発表もない。これから新作を発売しようというこの時期にだ。 桃鉄もその被害にあったらしく。どんどんソーシャル化させる意向にさくま氏は反対だったそうで「コンシューマで出したい」と話を進めていたという。
桃鉄の権利をコナミから買い取って、ほかのメーカーから発売すればという意見もある。だから、コナミにパーセンテージ払って発売することを提案した。コナミの石川は上に聞きますと言いながら、その後もうちが要求した返答なし。だから桃鉄を終了した。 — さくま あきら (@isetta_23) 2015, 6月 3
そこでコナミは「だったらうちから出させてください。とりあえず上と話をすすめますので」と言ったまま、半年も無視し続けていたらしい。これにはさくま夫人もブチ切れの様子。
すごいなあ。コナミは、半年も放っておいて、話し合いを続けているって言うんだ! http://t.co/9kWIgva8Sn
— 佐久間真理子 (@sakumariko) 2015, 6月 4
これに対してコナミはまたいつものように公式サイトで「公式発表までしばらくお待ちください」とだけ書いて終わりとしようとしている。
ちなみにメタルギアの小島監督が実はすでに退職したのではないかという海外でのリークに対しても、「弊社から公式にお知らせしますのでしばらくお待ち下さい」と公式サイトに乗ったまま数ヶ月がたとうとしている。このように「お待ちください」の張り紙だけ貼って放置というのはコナミのお家芸だそうで。
実際さくま氏も半年待ち続けており、「5月中に連絡する」と返答されたまま6月本日も未だに返答がないらしい。それを「話し合いを続けている」とまるで話がうまくいっていないかのような言い訳をしているが、そもそも会話をしていないらしい。桃太郎電鉄は誰もがわいわい楽しんだであろう大人気のパーティーゲームだっただけに実にもったいない話だ。コナミはすでにメタルギア、パワプロ、悪魔城、ときメモ、幻想水滸伝と次々コナミの名作を葬ってきたがとうとうわざわざ買収したハドソンの名作まで打ち切りに踏み入ったようだ。
そんなにゲーム嫌いならゲーム業界から手を引けばいいのにコナミ。