校正さんにデータを渡す時にやっているのは、聞き取れない部分をなるべく減らす事だと思ってます。
テープ起こしでは、聞き取れない部分は●(03:05:43)のように黒丸とその箇所を記します。
でも、それがあるから聞き取れない部分をどんどんそのマーク埋めていくと、仕事は早いけど校正さんに迷惑です。
なので、なるべく聞き取れないマークは減らすべきだと思いました。
その為には、全体像を把握して何の話をしているか考える、周辺の会話から予測する、ノイズを消す、のがいいと思います。
ネット時代なので、何の分野の話なのかがわかれば、だいたい連想できます。
ただし、連想なので、本当に合っているかも大事です。
その場合は多分だけどこれだよマークも多用します。
例えば、「社員の●に合わせて」だったらおそらく「ニーズ」だろう。
という時は〓ニーズ〓のように。
下駄で挟みます。
逆にどうしても「社員の受給に合わせて」としか聞こえない場合、「明らかに受給って言ってるように聞こえる。でも文書がおかしい。」という時なんかも、一応下駄を入れます。
「社員の〓受給〓に合わせて」
後はベテラン校正さんに任せるとして、とりあえずそのまま出すよりは、「合ってると思うけど言葉がおかしいです」と印をつけるのがいいでしょう。
ここら辺が、クラウドワーカーの一人でするテープ起こしと、テープ起こし専門の会社でチームでテープ起こしする違いだと思いました。
[amazon_link asins=’499049346X’ template=’CopyOf-ProductCarousel’ store=’baptiste08-22′ marketplace=’JP’ link_id=’0508018e-4dda-11e8-ba2c-93bdf8d7010b’]