記事が古くなったので再度書きます。
2015年。
アベノミクスで株価がどんどん上がっていて、とても株や先物が面白い時期でした。
そりゃ面白いですよ。
何を買ってもどんどん上がるんだもの。
自分って才能あるのかなと思いました。
そう思った人は大勢いたと思います。
買って、儲けて、売って、下がったところで買って、また上がって売って。
25日線とかボリンジャーバンドとか、買い時、売り時、色々考えながらの取引はほんとにスリルを感じながらのやりがいのある取引でした。
ですが。
2015年6月の事だったと思います。
いきなり株価も先物も、ナイアガラのように崩れました。
下がったとかいうものじゃありません。
下がったのならショートかまして儲ければいいのですから。
ですが、そこからは上がる?のかと思いきや下がって回復したと思ったら下落して。
そう、チャイナショックです。
株価の暴落時の様子は「乱気流」と言います。
今までの常識が全部効かなくなります。
そこからはとにかく、財産がどんどん溶けていきます。
溶けた財産を取り戻そうとして行動してさらに財産が溶けます。
今まで儲かってきた分、頭が麻痺しているので「まだ大丈夫だ」「底が見えた」「有名な○○さんが買いだと言ってる」情報が錯綜して混乱してどんどん財産が溶けていく地獄絵図。
はっきり言います。
2015年のチャイナショックを事前に予測できた人、いますか?
あなたは予測しましたか?
してなかったのなら絶対に株も先物も為替もやめましょう。
投資はギャンブルです。
かっこよく見えたりやりがいを感じたり面白く感じたり勉強になったり。
それ、全部死亡フラグだと思ってください。
2015年のチャイナショックを誰も予測できなかったように、2020年のコロナショックも誰も予測できませんでした。
働いて貯めたお金。
余裕があれば投資に回しませんか?
そんな言葉を聞いたら全力で断りましょう。
もちろん、あなたがチャイナショックもコロナショックも事前に予測して大儲けした神なら止めませんが。