思いついたら片っ端からHey Siriに覚えてもらう

ライフハックでも仕事術でも生活でも、とにかく「思いついたらメモをする」というのはよく聞きます。

私はとにかく何でもSiriに覚えさせています。最初の頃のSiriは何度も聞き返してめんどくさいやりとりが続いたのですが

最近やっとSiriと仲良くなってきました。

  • 「Hey Siri 醤油を買う事を覚えておいて」
  • 「Hey Siri 年末調整、と覚えておいて」
  • 「Hey Siri 郵便局に行く事を覚えておいて」

とにかく、覚えておいてと言えばリマインダーに記録してくれます。あとはフレーズです。

私>「Hey Siri 醤油を買うのを覚えておいて」

Siri>「はい、リマインドします。何を覚えるのですか?」(最初の醤油をかうのは無視されている)

私>「Hey Siri 年末調整をええと…」

Siri>「はい、年末調整についてネットで調べました」(口ごもっているうちに勝手にネット検索と解釈された)

私>「Hey Siri 郵便局へ行く、と、ええと…覚えて」

Siri>「はい。この近くの郵便局は以下の通りです」(口ごもっているうちにまたも解釈された)

こんなやりとりが何度も続いたのですが、最近やっとSiriの理屈がわかってきました。

要するに、Siriは、単語やコマンドではなく、「正確な文章」を求めています

なので、子供に説明するような綺麗な日本語を理解します。

なので、

「Hey Siri ○○へ行くと、覚えておいて」

○○へ行く、○○へ行く事を、など、間に挟む案件は綺麗な日本語にしておくとわかってくれます。

リマインダーのほかにもカレンダーにも入れてくれます。この場合はコマンドは「予定」「カレンダー」です。

とにかくSiriはリマインダーとカレンダーをよく間違えます。また意味不明な事を聞くと、わかる部分だけ理解してネット検索してしまいます。

「Hey Siri 明日、病院に行く予定を入れて」

明日病院に行く予定、綺麗な日本語ですね。ここで、

  • 「明日病院へ行くのを予定…」 行くの、という日本語が綺麗ではない
  • 「明日病院に行く事を覚えて」 覚えてはリマインダーに入れられてしまう。

最初はこんな不毛なやりとりが結構続きます。やりながら「うーん!惜しい!!」などうなってしまう事も多々あります。が、そんなことをしているうちに、だんだんと「綺麗な日本語を使えるようになってきた」のは良いことじゃないかと思いました。

あと、誤変換もよくあるのですが、Siriは優秀なIMEと同じで、よく使う単語をだんだんと優先していきます。

なので、最初に間違えても訂正していけば誤変換が減っていきます。どうしても誤変換する単語の場合は「辞書登録」してしまえばいいのです。例えば個人の名前など。

そんなこんなで最近は思いついた事を綺麗な日本語にしてSiriに覚える事に慣れてきました。

自分でリマインダーに入力した方が早いんじゃないかと思うかもしれません。

しかし、僕が使っているのは「Hey Siri」です。

Hey Siriは、まったくiPhoneに触れずにSiriを起動できます。使い方はiPhoneの、

「設定」「Siri」「Hey Siriを許可」です。

つまり、そばにiPhoneを置いているだけで、まったくiPhoneに触れずにリマインドできるんです。こんな風にパソコンでブログに入力しながら「そういえば明日何かが必要だった」とふと思ったときに、キーボードから手を離さずにそばのiPhoneに記録できるのです。それは料理しているとき、その他手がふさがっているとき、とにかく動くのがめんどくさいとき、なんでもできるのがHey Siri

ライフハック「なんでも思いついたことをメモする」と「Hey Siri」は本当に相性がいいです。

ついでに、こんな使い方も。

朝起きて「Hey Siri 今日の天気は?」

これ、よく使います。応用も聞いて「Hey Siri 明日の大阪の天気は?」例えば大阪へ出張するときなんかこんなの使えます。

歩いているときや家族といる時に使いにくいという人にはこんな使い方も。

そもそもiPhoneは電話なんです。なので、電話しているふりをして、iPhoneを耳に当てて「Hey Siri」とやればいいんじゃないでしょうか。

まるでシュタインズ・ゲートのオカリンの「俺だ!大変なことになった」みたいですけどね