私はインフルエンザにならない、という人

  • インフルエンザは予防接種をすると逆になりやすい
  • 私はインフルエンザにはならない体質だ

インフルエンザの会話をしてる時にこんな事を言う人が結構多いので、調べてみました。

調べるまでも無いんですけどね。インフルエンザの予防接種は体内に抗体を作る注射です。だから体がインフルエンザになりにくくなる上に、インフルエンザになってしまった時に症状が軽くなるのです。医学的に、というか科学的に常識で、どう考えても上の理屈は意味不明なんですけどね。ただそう考えてる人が多いので調べてみました。

インフルエンザ

1年のうちで10人に1人がインフルエンザになるとすると、20年連続でインフルエンザに「かからない」確率は計算上12%です。つまり、知人が100人いたら、その中で12人は20年連続でかかっていない人だということになります。その一方で、2年連続でかかってしまう不幸な人が数人いても、おかしくないでしょう。

つまり、インフルエンザに強い(または弱い)気がしてしまうのは、体質ではなく単に統計的な問題として説明可能です。そこから考えると、これまで一度もインフルエンザにかかったことがなかったとしても、今年かかる可能性が低いとは決して言えないということになります…。

今までないからこれからも無いというのはまったく科学的にも確率的にも変な理屈なんですけど。

それでもそう信じている人がいるのは

  • 病院に行くのが嫌だ
  • 注射が嫌だ

という心理から生まれるんだと思いますが、被害が自分だけでなく周りにも影響する事と、自分がなってしまった時にパニックになって何もできなくなる人もいるので、普通にインフルエンザの予防接種は毎年受けましょうね!

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