中学生の子供に危険なLINEを使わせたくない話

LINEの終焉の兆し

今やLINEは中高生に人気どころか必要なツールとまで言われています。ですがそれは危険だという話です。そもそもLINEは広告によって収入を得ている会社です。そして中高生は未成年なのでいくら広告を見ても購入することができません。

さらに青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律があります。

総務省では青少年が安全にインターネットを使うために フィルタリングに関する法制度を掲げています。未成年はiFilterのようなフィルタリングツールを使用して有害サイトにアクセスできないようにしなくてはならないのです。そしてLINEが収入を得ている広告の中に有害サイトもふんだんに含まれています。

そこでとったLINEの暴挙

LINEは青少年がフィルタリングで広告を見れない状況から収益化するためにとった処置が LINEアプリの中でブラウザを開く という機能です。iFilterでどのように有害サイトへのアクセスを止めてもLINEのアプリの中で開いてしまえば阻止できません。

ネットリテラシーがないのは誰なのか

私は常々LINEの危険性を問題視し 我が家ではLINEを使わない と宣言するたびに現れるのが そんな極端な教育ではネットリテラシーが育たず子供は不良化する というものです。そういう例はたくさんある と。しかし、それは本当でしょうか?もちろんそういう例もあるでしょう。ですが子供に好き勝手ネットをさせたあげく勉強もせずネットにのめりこみ果ては犯罪に巻き込まれた例も数多くあるのです。

我が家では連絡ツールとしてSignalを使っています

連絡ツールとしてのLINEが信用ならないので我が家ではSignalを使っています。LINEのように簡単で必要最低限の機能しかなく、iFilterもちゃんと作用します。

ネットリテラシーを育てるために

もう一つテスト的に進めているのがStudyplusです。こちらは国産ですが勉強をみんなでがんばろうという勉強に特化したSNSです。もちろんフリーだし誰でもアカウントが作られるので完全に安全ではありません。怪しげなアカウントもいくつか見つけました。ただ、LINEよりはまし と判断しました。娘と話し合い

  • 知らない人はフォローしない
  • 怪しげな広告は見ない
  • 何かあったらすぐに親に知らせる

という約束をしています。そのうえで勉強管理機能を使いながら、がんばったら私が「いいね」を押すというSNSの基礎を知りながら勉強しています。

そもそもLINEはどうしたいのか、どうなるのか

正直、国産ツールであるLINEは未来がないと思っています。日本人の8割が使っているとはいえ、インターネットは世界が市場です。狭い日本で成功してもあっという間にすたれます。かつてのワープロやガラケー、mixiや2chを見ればわかるでしょう。結局日本産サービスはアメリカ産サービスにあっという間に飲まれます。苦し紛れにTikTokまがいのVOOMだのTwitterまがいのオープンチャットだの始めて組み込んでいますが、正直どんどんいびつなアプリになっていて、どんどんガラパゴス化しています。もうそろそろだと僕は思ってます。その代替がSignalかどうかはわかりませんが…

いつまでもLINEにしがみつくのはやめましょう

日本人の島国根性の悪いところだと思いますよ。どんどんアンテナを海外に広げもっと良いサービスを調べましょう。